飛騨乃やんちゃ酒
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- 第1位
2018年春季全国酒類コンクール - 第1位
平成27年度 春季全国酒類コンクール 本醸造部門 - 金賞
2016年 燗酒コンテスト お値打ち熱燗部門 - 銀賞
2016年 ロンドン酒チャレンジ
- 第1位
商品説明
山間の古都、飛騨地方は冬になると深い雪に閉ざされ、まさに陸の孤島となります。楽しみといえば、仲間や家族との酒宴。飛騨地方では昔から、酒を常温で飲むことは行儀が悪いとされてきました。そんな時に好まれる酒のひとつが「やんちゃ酒」です。
やんちゃ酒は常温の時はさっぱりとしたキレのあり、やや辛口ながらも米のうまみが感じられます。燗につけると米の旨みが増して優しい甘みが楽しめます。常温と燗で、表情が変わる。熱い燗ほど、複雑な甘みとコクで味の奥行きが広がる。それがこの酒の魅力です。
元気で勇ましく頼もしい。そんな飛騨古川の人の気質「古川やんちゃ」を彷彿とさせる、強さと優しさのある酒。酒が本当に好きな人に愛される1本です。
アルコール度 | 15度 |
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日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.3 |
精米歩合 | 60% |
使用米 | ひだほまれ |
保存方法 | 冷暗所 |
販売形態 | 常温 |
飲み頃温度 | 冷~熱燗(50~55℃) |
価格(税込) |
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備考 | 720mlは、共通箱なしで専用箱付き。 180mlは、3本以上からの購入、オリジナルラベル・共通箱なし |
特長


このお酒とあう料理

ネギ味噌天ぷら

赤カブ漬

あたりめ
社長からのコメント
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かつての飛騨は冬になると雪に閉じ込められた「陸の孤島」といわれていました。当時は今ほど交通も発達していませんでしたから、飛騨の人々は他の地域へ出かけることも少なく、冬の唯一の楽しみといえば仲間や家族と行う酒宴だったのです。
そんな飛騨の酒宴に重宝されるのがこの「やんちゃ酒」です。常温で飲むと、まずふわりと麹の香りが鼻腔をくすぐり、キレのいい辛口の味わいが広がります。ですが決して辛すぎるというわけではなく、後から適度な甘みとアルコール感が感じられるバランスのいい味です。
また燗にすれば、米のうまみがより一層強くなり、コクも引き出され、味が丸みを帯びてきます。まさに1本で2度楽しめる、酒宴向きの“飲み飽きない酒”。飛騨の人々は熱燗で飲むことが多いことから、燗にしてさらにおいしいやんちゃ酒は「飛騨ならではの酒」「酒好きが好きになる酒」として評価をいただいています。
燗酒は体を温めてくれることから、男性だけではなくぜひ女性にも飲んでほしいもの。最近は、燗酒を好んでたしなむ女性も増えています。そんな方にはうまみと甘みが楽しめる「やんちゃ酒」がおすすめです。毎日の晩酌に、ネギ味噌や赤カブ漬物などのちょっとしたおつまみと一緒に味わってください。
杜氏からのコメント
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私が杜氏としてここへ来るまでのやんちゃ酒は、今より軽やかでさっぱりとした味わいでした。私自身、味のある酒が好きなので、やんちゃ酒の味を変えようと挑戦し続けてきました。
甘さのピークや酸が最も高く出る時、渋さが消える時を見逃さず、また種麹の量を加減したり種類を変えたりしながら、1ヶ月かけてとにかく温度を上げないようにして発酵。使う米の条件や、気温の条件によっても仕込み方を変えながら、辛さだけが走らないように仕上げました。
やんちゃ酒はまさに「燗がテーマの酒」。アルコール感が前面に出すぎず、しっかりと深いうまみや甘みが感じられる酒をめざしてこれからも作っていきたいと考えています。